精米 |
酒造りは、米を精米する事から始まります。普通は食べる米は90%精米(米ぬかが10%)ぐらいですが、酒造用は大吟醸で30%以上になります。 |
洗米 |
精米した米のぬかを取り除く作業です。
その後、米に必要な水分を与えるため浸漬という作業をします。 |
蒸米 |
40分~1時間ほどかけて米を蒸します。
蒸米は麹造り、酒母、もろみの仕込みに使われます。 |
麹造り |
蒸米に種麹をまいて麹を造ります。蒸米を冷ましたものに麹菌を混ぜ麹蓋という小箱又は、製麹機を使い麹室で繁殖させます。 |
酒母 |
麹と蒸米を水に入れ酵母菌を培養させます。
これが酒母造りといわれお酒の大事な土台となります。 |
もろみ |
酒母に麹、蒸米、水を加えてアルコール発酵させます。
大きなタンクの中で時々櫂でかくはんしながら醸造します。 |
上槽 |
醗酵が終わったもろみは搾られ、原酒と酒粕に分けられます。
吟醸酒などは、機械ではなく昔ながらの方法で搾られる事もあります。 |
濾過・火入れ |
搾られた酒は濾過機などで色や雑味を取り除きます。(無濾過の酒はしません)
そして60℃加熱殺菌(火入れ)をします。(生酒はしません) |
貯蔵 |
火入れが終わると酒蔵の低温貯蔵庫でゆっくり熟成をさせ、出荷の時期を待ちます。 |
壜詰め |
熟成を終えた酒は調合タンクに移され、二度目の火入れと壜詰めをして出荷されます。 |